『ロマサガRS』錬成指南 おすすめの武器・オプションの選び方・売却方法【ロマサガ リユニバース攻略】

 錬成とは、すなわち武器ガチャである。わずかでも強い武器を手に入れるためには錬成をし続けなければならない。SS武器を全否定に近い形で切り捨てた新システムはユーザーの間でも賛否が分かれた。SNSでは数多の大当たり武器がアップされ、各々が喜びを形にしている。ただし、それを見て簡単に手に入るとは思わないこと。それはどこかの誰かが超激レアのアイテムを手に入れただけに過ぎない。あくまで自分が引いた武器を比較していき、少しでも高い性能を目指してコツコツと錬成していこう。

錬成する武器を決める

 錬成する武器を決める上で、守るべきルールはたったひとつ。
 
 錬成で付与されるシリーズのキャラクターに合わせた武器を狙う。

 言い換えれば、錬成で付与されないシリーズのキャラに特化した武器を狙ってはいけない。必ず付与できるシリーズのキャラクターから選び、その技や術に適したオプションを付けよう。

 シリーズが必須な理由は、まず当たりの組み合わせが減る。それだけでなく、シリーズの補正値が高く設定されているため、仮に当たりの組み合わせができても、全体的に補正値が低くなってしまう。当たりの平均値は、シリーズ有りなら80~90%だが、シリーズ無しだと70~80%に落ち込む。SS武器を上回るラインが70%と考えれば、シリーズ無しでは少し物足りない。

 さらに具体的に解説していく。まずは各アビリティの補正値を表にしてみたので参考にしてほしい。

横攻撃13~39%
縦攻撃13~39%
単体攻撃12~36%
全体攻撃12~36%
シリーズ12~36%
オプション11~33%
男性10~30%
女性10~30%
性別不明10~30%
威力9~27%

 補正値の最高は117%だが、横攻撃と縦攻撃のみなので汎用性が低すぎる。すると、実質の最高補正値は108%となる。その条件は「単体攻撃」と「全体攻撃」と「シリーズ」のSSランクを引くこと。ただし、組み合わせにも条件があり、「単体攻撃とシリーズ」「全体攻撃とシリーズ」「同じアビリティのみ」×3の5パターンに限られる。つまり目的のキャラのシリーズがなければ、最高補正値は「単体攻撃のみ」と「全体攻撃のみ」の2パターンだけになってしまう。

 したがって、シリーズがなければ100%以上は絶望的になる。上記以外でも一枠だけならオプション属性や性別が入っても100%超えは可能。だが、確率はめまいがするようなレベルなので、運が良くても80%前後が精一杯だろう。

 さらに、威力のSSランクとシリーズのSランクは3%しか変わらない。シリーズのSランクは24%と高い補正値なので、ひとつだけなら90%以上も期待できる。SランクはSSランクの出現率が3倍近くあるため、90%以上の補正値を得らえる可能性は格段に上がる。

 以上のように、シリーズがあることのメリットは非常に大きい。オプションを付けるときは、必ずシリーズのあるキャラクターを選ぶ。そうすれば、補正値100%以上の大当たりにもいつか巡り逢える……かもしれない。

技や術の属性の見方

 確認するのは技・術アイコンの右上にあるマーク。これが武器であれば技、術属性であれば術になる。名前だけを見て「フレアだから術だろう」と高をくくると酷い目に遭うので注意すべし。

 キャラクターによっては、技と術の両方を扱うタイプ(ポルカ、リズ、ジェラール、サルーイン、ボラージュ等)がいる。オプションを設定する際に、技と術を勘違いしているとせっかく大当たりを引いても無駄になってしまう。とくに術は武器に術属性がなければ術威力がゼロになるため取り返しがつかない。念のために狙っている武器を持たせたいキャラの技・術を今一度確認しておこう。

錬成の組み合わせ

 錬成アビリティの組み合わせをランキング形式にまとめてみた。汎用性と補正値を重視した評価となっている。あくまで目安のひとつと考えていただきたい。

シリーズ×3     108%
単体攻撃×3     108%
全体攻撃×3     108%
オプション×3     99%
性別×3     90%
シリーズ×1~2 単体攻撃×1~2   108%
シリーズ×1~2 全体攻撃×1~2   108%
シリーズ×1~2 オプション×1~2   102~105%
単体攻撃×1~2 オプション×1~2   102~105%
全体攻撃×1~2 オプション×1~2   102~105%
シリーズ×1~2 性別×1~2   96~102%
単体攻撃×1~2 性別×1~2   96~102%
全体攻撃×1~2 性別×1~2   96~102%
シリーズ×1~2 威力×1~2   90~99%
単体攻撃×1~2 威力×1~2   90~99%
全体攻撃×1~2 威力×1~2   90~99%
オプション×1~2 性別×1~2   93~96%
オプション×1~2 性別×1~2   93~96%
シリーズ×1 単体攻撃×1 威力×1 99%
シリーズ×1 全体攻撃×1 威力×1 99%
シリーズ×1 オプション×1 威力×1 96%
シリーズ×1 性別×1 威力×1 93%
単体攻撃×1 オプション×1 威力×1 96%
単体攻撃×1 性別×1 威力×1 93%
全体攻撃×1 オプション×1 威力×1 96%
全体攻撃×1 性別×1 威力×1 93%
オプション×1 性別×1 威力×1 90%
威力×3     81%
シリーズ×1 単体攻撃×1 性別×1 102%
シリーズ×1 全体攻撃×1 性別×1 102%
シリーズ×1 オプション×1 性別×1 99%
単体攻撃×1 オプション×1 性別×1 99%
全体攻撃×1 オプション×1 性別×1 99%

※シリーズは同じシリーズの意。
※補正値は全てSSランクの場合

 ◎は条件が一つで補正値が高いもの。使えるキャラが非常に多く、補正がかからない行動が限定されている。
 ○は条件が一つで補正値がやや高めのものと、条件が二つのもの。条件が二つであれば、使えるキャラもそこそこ多い。90%以上であれば文句なし。
 △は条件が一つで補正値が及第点と、条件が三つのもの。条件が三つになると、キャラはかなり絞られる。誰にも当てはまらない条件の組み合わせもあり、倉庫に余裕がなければ優先的に売却していく。

 ◎と○に関しては、補正値が高ければ言うことなし。△は使い手がいるかどうかが全て。

錬成武器の売却方法

 錬成作業において、忘れてはならないのが売却の作業である。
 残しておきたい武器を錬成結果の画面でロックしておけば、売却は一括で行なえる。手間はそこまでかからないが、数百、数千単位で錬成を行うと、わずかな手間でもうんざりしてくる。そこで、売却の回数を極力減らすためのやるべきことをまとめてみた。

・錬成武器以外の武器を限界まで減らす。
・△の武器を思い切って売る。
・表計算ソフトを使って管理する。

 まず錬成武器以外の武器を豪快に売る。もちろんSSランクの武器まで売る必要はない。Sランク以下の複属性武器以外は売却して構わない。コレクションで残しておくにしても、1種類ずつ残して属性違いはサヨナラしよう。

 △の武器は真価を発揮できるキャラが少なすぎる。それでも補正値が80%以上あると、残したくなるのが人情というもの。入手できなかったキャラが使えるならまだしも、当てはまるキャラが実装されていない条件であってもついついロックしてしまう。いつか使うかもしれない。もしかしたら復刻で当たるかもしれない。そんな水の量を間違えて薄くなり過ぎたカルピスのような淡い期待がそうさせてしまうのだ。
 それは物を捨てられなくて部屋に物が溢れてしまっている状態と同じ。そんなときは思い切って行動するしかない。

 断捨離をしよう。

 △の武器は現時点で使えるキャラがいる、もしくは好きなキャラが実装されたら当てはまりそうなものに限り残しておく。無論SS×3ならもったいないので残しておく。それ以外は思いきって売却する。性別不明なんて今後大量に実装されるとは考えにくいし、武器も条件のひとつにくわえたら、すべてに当てはまる確率はかなり低い。現時点で需要のない武器を持っていることはデメリット以外の何物でもない。これからの錬成ライフにおいて、不必要な武器を限界まで減らすことが快適なプレイにつながる。

 最後に表計算ソフトを使う。エクセルなどでリストを作って書き出しておくと、アビリティで並べ替えれば重複する武器の優劣を判断しやすくなる。今後は整理しやすいUIに変わるかもしれないが、いつになるのか見当もつかないので自力でやった方が早い。面倒くさがらずにメモを取っておけば、新たに実装されるキャラに合った武器を見つけやすくなるメリットもある。

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 錬成はまだ始まったばかり。これからはイベント毎にシリーズも次々と入れ替えていくだろう。新たなアビリティが登場する可能性もある。使える武器が誕生する確率は極めて低いが、育成以外のエンドコンテンツという位置づけだから当然の仕様だと考えている。
 いつの日か、キンキラに輝く最高の錬成武器を夢見て気長に周回するのが、余計なストレスを溜めずにプレイする秘訣だと私は思ふ。