『あつまれ どうぶつの森』日記 「オニヤンマヲ捕獲セヨ」

2024年7月25日

 オニヤンマ――それは、『あつまれどうぶつの森』において最も希少かつ最大のトンボ。
 本日のミッションは、10月いっぱいで姿を消す強敵の一匹を捕らえること。
 限られた時間の中で、激しい戦いが幕を開ける。

オニヤンマ

 今月いっぱいで出現しなくなる虫や魚は数あれど、その中でも難易度が高いのがオニヤンマ。その理由を挙げると、
 ・移動が速い。
 ・ギンヤンマと似ている。
 ・出現時間が限られている。

 この中で最も性質が悪いのは出現時間だろう。日中のみだとそもそもプレイする時間が取れないので、必然的にチャンスがあるのは休日のみ。出現率も低く、さらに捕まえるのが難しい。私はあえてこの苦難に真っ向からぶつかっていき、勝利するべく重い腰を上げる決心をした。

地形

 オニヤンマを見つけても、まずは距離を詰めなければならない。その際に一番の敵となるのが川である。虫取り網を手に探していると、発見してから”たかとびぼう”に持ち替える必要が出てくる。そこでもたついて見失ったことが何度かあった。その対策として最初から”たかとびぼう”を手にしながら探すことで、とにかく消滅を防ぐことを学んだ。

ギンヤンマ

 オニヤンマと同じ時間帯に出現するのがギンヤンマ。これもパッと見だとオニヤンマに見えなくもない。近くにいけば明らかに違うのだが、画面端を飛んでいるだけだとちょっと見分けがつかない。ぬか喜びが多すぎて、本物のオニヤンマが通り過ぎても判断が遅れて逃したことさえあった。その対策として、練習を兼ねてギンヤンマでも捕まえることにした。虫取り網のスペアさえ用意しておけば、もしものときも安心である。

時間

 最大の障壁は、やはり時間。今日は14:00頃からデイリー作業をしながらオニヤンマを探す。しかし、意識して探すとなかなか出てこない。2時間もあれば余裕だろうと高をくくっていたが、その余裕も残り1時間を切る頃には霧散していた。魚と違って餌を撒けないため、ランダムに沸いてくるのを待つしかない。エンカウントに関わりそうな虫や魚を追い払いながらひたすら島を駆け回った。すると、黒い大きなトンボが目の前を通過していった。

決戦! オニヤンマ

 ”たかとびぼう”で川を渡りながら追いかけていく。オニヤンマを捕まえるタイミングは折り返すときの軌道修正時が勝負。何度も距離を詰めては離されるの繰り返し。一進一退の攻防が続いたあと、少し開けた場所で停滞するオニヤンマ。その隙を逃さず走りながら網を一閃! 

 やりましたー!!

 時計を確認すると15時38分。1時間半で捕まえられたのは僥倖だったと思えるほどオニヤンマは強敵だった。

それから

 1時間半以上の激闘に終止符を終えた私は、博物館に寄贈してコーヒーブレイクとしゃれこむ。何気なくディスプレイを眺めていると、スイーっと黒い物体が横切る。

 お、オニヤンマ!

 急いで追いかけると難なくゲット。え、この子チョロすぎる。
 オニヤンマにも優秀なのとそうじゃないのがいる……のかもしれない。