ゲームの呼水「忍者じゃじゃ丸くん」【ファミコン・攻略・裏技】

「じゃじゃ馬ならぬ、じゃじゃ蛙ならし」

「忍者じゃじゃ丸くん」を知る

概要

 1985年にジャレコから発売されたファミコン用カセット。横スクロールのアクションゲームで、『忍者くん 魔城の冒険』のスピンオフ作品。発売はジャレコで、開発は『忍者くん 魔城の冒険』のファミコン移植を行ったトーセ。

難易度

 かなりやさしい。操作はシンプルでクセがなく、理解しやすい。

プレイ時間

 1ステージが約2分。エンドレスループなので個人差有り。

作品の魅力をひと言でいうと

 コミカルな敵キャラクターとガマパックンのインパクト!

「忍者じゃじゃ丸くん」を攻略する

※攻略には、ニンテンドースイッチの「Nintendo Switch Online」版を使用しました。他機種版とは異なる場合がありますのでご了承ください。

基本戦術

 操作方法は、十字キーによる左右の移動と、Aボタンのジャンプ、Bボタンの手裏剣のみ。
 各ステージに出現する8体の敵を倒すとクリア。敵の出現位置は固定で、どれだけ進めても難易度は変わらない。つまり、攻略パターンはひとつ覚えるだけでいい。
 雑魚はほとんど攻撃をしてこないので、真正面から手裏剣を撃っても倒せてしまう。もしかして味方になろうとしていたのかと疑ってしまうぐらい弱い。時折、バーサーカーみたいに攻撃してくる雑魚もいるので注意。
 残りタイムが減ると、なまず太夫が動き回りながら爆弾を投げてくる。ステージ数が進むにしたがって動き出すタイミングは早くなる。ステージ1は30で、70まで早まる。難易度が急上昇するので、それまでにクリアすることを心がけるのが最大の必勝法。

対ボス戦

 ボスは最上段に配置される。正面から戦うと非常に手強い。倒し方は2つ。
 ひとつめは、下のエリアで待ち構えておき、降りてくる直前に垂直ジャンプで気絶させてから倒す。
 ふたつめは、下段で待ち構えておき、降りてきたボスの着地点に合わせて手裏剣を置いておく。
 ボスのジャンプ軌道は、他の雑魚とは異なるため、一度確認してから焦らずに対処しよう。

手裏剣が効かない難敵

 10面からは気絶させないと手裏剣が効かないピン坊とカクタンが登場する。ボスのときは問題ないが、雑魚になるとかなり面倒くさい。正面から戦う場合は、某配管工よろしくジャンプで踏みつけて気絶させよう。ただし、この方法は危険が伴うので、対ボスと同じく下から垂直ジャンプで気絶させてから倒すのが定石。

アイテムについて

 アイテムはブロックを壊すと出現する。全部で8種類あり、強力な武器から爆弾のようなハズレまである。アイテムが出現している状態で他のブロックを壊すと、その場に出ているアイテムが消失するので注意。各種ギミックは、アイテムを入手したり、条件をそろえることで即時発動する。

コバン(金・銀)スコアアップ。
赤玉じゃじゃ丸くんの歩行スピードを一定時間速くする。メリットはクリアタイムの短縮ぐらい。画面外から現れた敵の攻撃に反応できずミスしてしまう危険性を持つ諸刃の剣。
手裏剣手裏剣の飛距離が伸びる。ただし、画面端まで届かないのでメリットはほとんどない。敵が画面端から出てくるタイミングを見計らって狙撃するのが主な楽しみ方。
薬ビン取ると一定時間無敵になり、敵をすり抜けられるようになる。ボスは重なった状態でも相殺してくる場合があるので注意。ボスと接触する直前で薬が切れてミスする事故は定番なのでお気をつけあそばせ。
トロッコ一定時間無敵になる。移動スピードが上がり、敵を体当たりで倒せるようになる。効率よく移動できれば、時間内にすべての敵を倒せる。じゃじゃ丸くんの頼れる相棒。
爆弾触れると爆発してミスになる。黒いトロッコではない。なまず太夫にっこり。

ガマパックン

 ガマパックンを召喚する条件はふたつ。

 ①4つのアイテム(赤玉、手裏剣、薬ビン、トロッコ)のうち、3種類を集める。
 ②1UPして残機が4になる。

 ①は完全に運まかせ。②はミスをせずにスコアを稼いでいけば召喚できる。
 ガマパックンを召喚すると、画面が暗転してすべての敵が餌になる。すなわちレッツパーリィ。ステージクリアまでは完全無敵になり、火の玉もただの演出と化す。
 ちなみに敵を食べ終わらず、タイムオーバーになってもステージクリアになる。スコアが減るだけなので、きちんと食べてあげよう。

ボーナス

ノーミスクリアボーナス

 クリアボーナスは残りタイムで計算される。ノーミスなので、当然ミスをしたステージはボーナスが入らない。

1-3面TIME×10タマシイ×100
4-6面TIME×20タマシイ×200
7-9面TIME×30タマシイ×300
10-12面TIME×40タマシイ×400
13-15面TIME×50タマシイ×500
16-18面TIME×60タマシイ×600
19-22面TIME×10タマシイ×100
23面以降TIME×60タマシイ×600

パーフェクトボーナス

 手裏剣8発以内でクリアすると、10000点の追加ボーナスがもらえる。本来は無駄撃ちせずにすべての敵を倒すボーナスだが、8発以内でガマパックンが出現しても条件クリアと判定される。

さくら姫の桜の花びら

 残りタイムが83になったときに、さくら姫が投げる。独特の軌道&絶妙の落下速度のせいか、離れていると取り逃す可能性が高い。予備動作が入るので、気づいたらすぐにさくら姫の方向へ移動しよう。3枚集めてクリアするとボーナスステージへ突入する。

ボーナスステージ

 なまず太夫との直接対決。上部にいるなまず太夫に手裏剣を当てて倒すとクリア。回を重ねるごとになまず太夫の数が増えていく。最大4人まで増え、5回目から1人に戻る。なまず太夫の飛ばす炎と手裏剣が相殺するので、なまず太夫を直接狙うとなかなか当たらない。コツはなまず太夫の左右を狙って投げる。なまず太夫が移動して自分から当たりに行かせる形が理想。
 ちなみに、セレクトボタンを押すと対決をスルーして即座に終了する。そのかわり、ボーナススコアは一切入らない。

テクニック

コバンそのあとに

 本作の仕様では、なぜかスコア加算の間もタイムが止まらない。とくにコバンを続けて取ると、結構なタイムロスになる。
 対策はスコアが加算され始めた直後にスタートボタンを押してポーズをかけるだけ。すると、タイムは止まり、スコアの加算だけが継続。加算が終わったらポーズを解除する。
 こまめにタイム消費を抑えることで、クリアボーナスが高くなる。つまり、なまず太夫が爆弾を投げてくるまでの時間も引き延ばせる。
 地味ながら必須のテクニックなので、体にしっかり覚えこませよう。

重ね当て

 倒した敵に再び手裏剣を当てると、その都度ボーナス1000点が入る。倒した敵が"一〇〇〇"の文字に変わるので、見た目はかなりシュール。ただし、このテクニックを使用すると、ガマパックン以外でパーフェクトボーナスは取れなくなる。
 もっとも簡単な方法は、対ボス戦と同じ。垂直ジャンプで敵を気絶させたあと、落下し始めたタイミング倒す。落下する敵と並走しながら、再度手裏剣を当てるだけ。

裏技

さくら姫へアタック!

 7面で、さくら姫の真下へ向かってジャンプで頭突きをする。さくら姫がビックリして跳びあがり、257000点が加算される。スコアが加算されている間は、必ず先のテクニックを使ってタイム消費を抑えよう。

ガマパックン大暴れ

 ガマパックンがステージのラインを外れて縦横無人に移動できてしまう荒技。やり方は最上段でAボタンを押しっぱなしにするだけ。細かい条件は不明だが、突如ジャンプしてサクラ姫やなまず太夫がいるエリアに侵入できてしまう。
 さらにジャンプを続けると画面下から出てくる。ただし、ラインがずれてしまっているせいで敵を食べることができなくなる。もとに戻るには、ひたすら下へ降り続けよう。

「忍者じゃじゃ丸くん」を楽しむ

ミッション

 スコアカンスト
 スコアは653500点でリセットされる。そこまで到達すれば君も立派なじゃじゃ丸マスター=「じゃじゃ王」だッ!

「忍者じゃじゃ丸くん」の小ネタ&あるある

・じゃじゃ丸くんが乗り物にのったときの強さは異常。
・薬ビンが出たときは、テンションが上がる。
・トロッコが出たときは、さらにテンションが上がる。
・小丸くんが出たときは、それほどテンションは上がらないが、口角だけが少し上がる。
・ただし、残機が4になったときだけはテンションMAX。
・ボーナスステージをプレイしていると、なまず太夫が「ぺんぎんくんWARS」のパンダに見えてくる。
・ボーナスステージのクリア後に流れていくハートが列を崩さずに真っ直ぐラインを描くかどうかで今日の運勢を占う。
・カクタンの気絶グラフィックが、ディスクシステムのマスコットキャラクター「ディスくん」と酷似。
・名前は「にこにこぷん」のじゃじゃまるから取っている。

評価

 キャラクターは非常に魅力的。妖怪や幽霊のモチーフが、ドットで見事に表現されている。
 演出も当時にしてはかなり凝っている。さくら姫が桜の花びらを投げたり、なまず太夫が歩きまわって爆弾を投げ落とす姿はコミカルで楽しい。ほのかにドラマ性を感じさせるところもお見事。
 ステージ構成がワンパターンなので、変化の乏しさは否めない。しかし、そのおかげかキャラが際立って見えるように思える。
 限られた容量の中で作品の魅力を最大限に引きだす演出力は、まさに忍術のごとし。