ゲームの呼水「悪魔城ドラキュラ(ROM版)」【ファミコン・攻略・評価・レビュー】

概要

 1986年9月26日にファミコンのディスクシステム用で発売されたアクションゲーム。30年以上も作品が発表されているシリーズの一作目にあたる。
 2019年5月16日にマルチプラットフォーム(PS4、XBOX ONE、steam、ニンテンドーswitch)でリリースされた『Castlevania Anniversary Collection』の中にも収録されている。

難易度

 難易度はかなり高め。操作に癖があり、敵の動きもいやらしい。HP回復要素がほとんどないのも特徴で、常に緊張感を持ちながらのプレイを強いられる。
 『Castlevania Anniversary Collection』ではどこでもセーブ機能が追加されており、アクションの苦手なプレイヤーの救済措置になっている。

プレイ時間

 トライアンドエラーで増減するため一概には言えないが、初回プレイなら5時間以上はかかる。慣れれば約1時間で2周クリアも可能。

どういう人向け?

・難しいアクションゲームが好き。
・ホラーな雰囲気が好き。
・とにかくコナミサウンド最高!!

作品の魅力をひと言でいうと

「元祖にして完成されたホラーアクションの名作」

攻略

 ステージ詳細や隠し要素など具体的な攻略はこちら

評価・レビュー

☆☆☆

 雰囲気が素晴らしく、グラフィックと音楽は一級品。ディスクシステムのゲームなので難易度が非常に高いのが特徴。クリアできたプレイヤーは少ないかもしれないが、死闘を乗り越えた達成感は格別なものがある。
 硬派な印象ではあるが意外にも隠し要素は多い。とくに2周目はコナミのアイコンであるモアイが出てくるなどの遊び心も忘れていない。
 プレイヤーの心をしっかりと掴んだのは、長きにわたるシリーズを見れば検証するまでもないだろう。興味があれば、悪魔城ドラキュラの原点を是非一度触れてみてほしい。