Steamのゲームレビュー【おすすめ・人気ゲーム・神ゲー・良作】
ここでは私がクリアしたSteamのゲームレビューです。
各タイトルごとに解説を付けておりますので、購入時の一助になれば幸いです。
目次
アクション
・Bloodstained:Curse of the Moon
・Castlevania Anniversary Collection(悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション)
・CELESTE
・Donut Dodo(ドーナツ・ドド)
・HADES
・INMOST
・INSIDE
・LIMBO
・Outer Wilds
・Rabi-Ribi
・いっき団結
・じゃじゃ丸の妖怪大決戦+地獄
・ストライダー飛竜
・ベヨネッタ
・モンスターハンター:ワールド
・モンスターハンターライズ
・リトルノア 楽園の後継者
・ロックマン クラシックス コレクション
・ロックマン クラシックス コレクション2
・ロックマンX DiVEオフライン
・魔神少女 -Chronicle 2D ACT-
・魔神少女 エピソード2 -願いへの代価-
対戦格闘ゲーム
・Breakers Collection
・SNKヒロインズ Tag Team Frenzy
・THE KING OF FIGHTERS ’97 GLOBAL MATCH
・THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION
・THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH
・THE KING OF FIGHTERS XIII GLOBAL MATCH
RPG
・Moonlighter ムーンライター 店主と勇者の冒険
・OMORI
・Oneshot
・Sa ・ Ga COLLECTION
・UNDERTALE
・シーファンタジー
アクション
Bloodstained:Curse of the Moon(ブラッドステインド:カース・オブ・ザ・ムーン)
Steam / INTI CREATES
ドラキュラスクロールアクション。
『悪魔城ドラキュラ』シリーズの開発スタッフである五十嵐孝司が手がけた作品。そのため、ドラキュラシリーズに近いプレイ体験が可能。
ファミコン(8bit)仕様の新作ドラキュラと考えれば分かりやすい。
プレイ時間
クリアだけなら4~5時間。全エンディング制覇を狙うなら約10時間。
難易度
☆☆
ドラキュラに比べればマイルドになっている。
オススメ度
☆☆☆
ドット絵が好きで、ドラキュラシリーズが好きなら買い。
低価格なので、少しでも興味があるならプレイ推奨。
Castlevania Anniversary Collection(悪魔城ドラキュラ アニバーサリーコレクション)
Steam / KONAMI
初代から90年代前半までの悪魔城ドラキュラシリーズ8作品を収録したタイトル。
様々なハードのタイトルが入ったラインナップなので、各性能の違いを感じながら楽しめる。
難易度
☆☆☆☆
ドラキュラシリーズは原則として体力の回復ポイントが少ない。攻撃やジャンプなどの操作にもクセがあり、他のアクションゲームにくらべて敷居は高い。
何度も繰り返しプレイすることで少しずつ進めるようになるスルメのような硬派アクションである。クイックセーブのご利用は計画的に。
オススメ度
☆☆☆☆
初期の名作タイトルがずらりと並び、メガドライブの『VAMPIRE KILLER』まで収録された実にお得なラインナップ。セール時の値引き率も高めなので、お値段以上の価値は約束できる。
惜しむらくは『ドラキュラII 呪いの封印』の日本版が収録されていないこと。RPG風味の会話形式で進むタイトルにおいて、この仕様になったのは嫌がらせのレベルである。
CELESTE
Steam / Maddy Makes Games
主人公がその身ひとつでゴールを目指すアクションゲーム。
ひたすらプレイヤースキルを磨き、高みへ上り詰めていく。
ストーリー
主人公マデリンは、自身と向き合いながらセレステ山を登る。
いろんな仲間たちとの出会いと別れを繰り返し、少しずつ成長していく。
プレイ時間
20時間以上。
トライ&エラーを繰り返すゲームなので、プレイ時間は個人差が大きい。
難易度
☆☆☆☆☆
最初は簡単だが、徐々に難しくなっていく。
上昇傾向は緩やかだが、どこまでも上昇し続けるイメージ。
オススメ度
☆☆☆☆
アクション好きなら絶対オススメ。
何度も失敗を繰り返しながら少しずつ成長する喜びを感じられる良作。
修行僧のように、自分の限界に挑戦することが楽しいと感じられる人向け。
Donut Dodo(ドーナツ・ドド)
Steam / pixel games SARL-S
1980年代のアーケードゲームをイメージして作られた画面固定のアクションゲーム。
瞬時の判断とテクニックが必要なプレイヤースキルを試される内容になっている。
難易度
☆☆☆☆
簡単そうに見えて実際にやると難しい。よく考えられたゲームバランス。
常に広範囲を確認する忙しなさは大変であると同時に心地よい。
オススメ度
☆☆
最新の80’sアクションを楽しみたいマニア向け。
オールドスタイルのドット絵アクションが好きな方にはオススメ。
HADES
Steam / Supergiant Games
ギリシア神話をモチーフにした世界観を舞台にしたローグライクアクション。
操作性が良く、強化されるスキルの種類は多いのでプレイの幅は広い。
武器の追加や永続強化も多岐に渡り、ラスボスを倒すまでは飽きずに楽しめること間違いなし。
難易度
強化の具合で大きく変化する。難しいと感じた場合はゴッドモードで調整可能。
アクションが苦手な方への配慮も行き届いている。
ストーリー
ギリシア神話が舞台になっているため、登場キャラクターはもちろん神々。
ストーリーはギリシア神話を知らなくても分かる内容になっている。
翻訳の関係で文章が若干読みづらく、くわえて長文が多めなのは気になるところ。
プレイ時間
クリアまで約20~30時間ぐらい。
オススメ度
☆☆☆
ローグライクアクションが好きな方にはオススメ。
ケルベロスが可愛い。
INMOST
Steam / Chucklefish
探索型アクション。パズル要素が多く、戦闘は少な目。
ストーリーが主で、それを進める過程をアクションで補っていく流れ。
ストーリー
男、騎士、少女の3人を操作するオムニバス形式。
陰鬱とした内容で、薄暗い回廊を延々と歩いていくような印象を受ける。
断片のみで霧に包まれたような物語は、次第に全貌が明らかになっていく。
プレイ時間
2~4時間。実績解放をしなければすぐに終わってしまう。
難易度
☆☆
クリアするだけならそれほど難しくはない。
オススメ度
☆☆
ドット絵が好きだったり、探索アクションが好きな方にはオススメしたい。
ただし、ボリュームの少なさとエンディングに独特な演出が入るため、個人的な評価は若干厳しめにした。
INSIDE
Steam / Playdead
サイドスクロールのパズルアクション。
前作のLIMBOに色と立体感が追加された。説明のない中で直感的にひたすら歩みを進めてゴールを目指す。
難易度
☆☆
前作のLIMBOと同じく、試行錯誤による自力攻略が可能。難易度も絶妙。
オススメ度
☆☆☆☆
前作のLIMBOを純粋にパワーアップさせた理想的な新作。
内容の短さとセール価格も継承しており、満足感を得られるクオリティ。
LIMBO
Steam / Playdead
サイドスクロールのパズルアクション。プレイヤーの数少ない動作を駆使して物語を進行させていく。
モノクロで描かれる世界観は想像をかきたてられ、説明のない物語に少しずつのめりこんでいく。
難易度
☆☆☆
手あたり次第に探っていけば答えを見つけられる絶妙のバランス。
オススメ度
☆☆☆☆
内容は短めだが、セール価格がそれに見合うものなので納得のクオリティ。
無駄な演出がないため、アクションと謎解きに集中できるのも◎。
Outer Wilds
Steam/ Annapurna Interactive
とある惑星系に住む主人公が、宇宙を駆け巡るアクションアドベンチャー。
約20分で太陽が超新星爆発を起こしてしまうが、その後気がつくと同じ時間に戻されてしまう。
主人公は何度もタイムループを繰り返しながら、宇宙の謎を解き明かしていく。
プレイ時間
20時間以上。
探索にかかる時間は個人差が大きく、倍以上かかることも十分あり得る。
攻略を見るのはギブアップの時だけにして、極力自分の手で探索を続けよう。
難易度
☆☆☆☆☆
主に未知の場所を探索することになるため、長時間かけて何の成果も得られないことは多々ある。
攻略を見る場合はネタバレの回避が難しく、かといって自力で攻略するにはかなりハードな仕様。
オススメ度
☆☆☆☆
ゲームのクオリティは非常に高いが、謎解きの難易度もリアル(シビア)にしすぎた結果、途方に暮れるプレイヤーが多く見受けられた。(私もそのひとり)
しかし、本編のエンディング、そしてDLCの追加シナリオのエンディングに到達したときの感動はひとしおである。
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Rabi-Ribi
Steam / CreSpirit
ファンシーな世界観のメトロイドヴァニア。
メトロイドヴァニアと弾幕シューティングを組み合わせた全く新しい(?)ゲームである。
ファンシーな世界観だが、中身はガッツリ硬派。
プレイ時間
ノーマルクリアするだけなら10時間程度。DLCなどやりこみを含めれば40時間以上。
難易度
☆☆☆
ノーマルエンドまでならそれほど難しくはない。
DLC以降は☆ひとつ追加するレベル。
オススメ度
☆☆☆☆
プレイするならDLC『Is the order a DLC?』は必ず入れてほしい。新エリアや物語の真相など、完全版になるための必須コンテンツ。
いっき団結
Steam / SUNSOFT
1985年にファミコンで発売された『いっき』をベースに作られたローグライクアクション。
マルチプレイは最大16人まで可能になり、一人、もしくは二人で行っていた一揆とは全く異なる新生"いっき"として生まれ変わった。
難易度
☆☆☆☆☆
選択するキャラクターや道中で得られる強化次第で難易度は大きく変化する。
ソロプレイはシステムの把握や経験が必須。くわえて時間との戦いになる。
マルチプレイは、自分だけでなく他のプレイヤーがどれだけ理解しているかで大きく変わる。
そのため、クリアには様々な不確定要素が揃わなければ難しい。
オススメ度
☆☆☆
本作の醍醐味はなんといってもマルチプレイ。しかし、プレイヤーが16人揃わないほどの過疎状態だとかなり厳しい。
また、強制的に長時間縛られるのも気にかかる。終盤まで行けば30分以上は確実にかかるため、ノンストップでプレイし続けなければならないのは地味に辛い。
それでも、マルチでクリアできた時の感動はひとしおなので、興味があれば思い切って一揆に参加してみてほしい。
じゃじゃ丸の妖怪大決戦+地獄
Steam / city connection
ファミコン時代と同じ横スクロールアクション。レトロな部分はしっかり残しつつ、大胆なアレンジが施されている。ジャレコ作品からゲストが多数登場するなどお祭りゲーの印象も強い。
プレイアブルキャラは多く、過去の敵キャラも選択可能。どれも個性が強く、キャラクターを替えるだけで新鮮にプレイできる。
地獄モードは育成要素が追加。高い難易度と相まって全く別のゲームに感じられるほどのやりごたえを味わえる。
難易度
通常モードは普通。地獄モードは難易度がやや高め。
最終盤は最強に育ててもプレイヤースキルが要求されるため、不屈の精神が必要になる。
プレイ時間
10~20時間程度。プレイヤーの力量に左右されるため、一概には言えない。
実績コンプを見込むなら20時間以上。
オススメ度
☆☆☆☆
実績解除は、やりこみより面白い内容が多い。そのため、実績コンプを目的にしても十分楽しめる。
とにかくボリューム満点で、ドットアクションゲームの中では高く評価したい。古臭いドット絵と毛嫌いせず、一度プレイしてほしい。
ストライダー飛竜
Steam/ Capcom
ストライダー飛竜シリーズの最新作。3Dグラフィックを採用した2Dスクロールアクション。
ナンバリングではなく外伝のような位置づけのタイトル。
プレイ時間
クリアまで5~6時間。
難易度
☆☆
かなり簡単な部類。雑に突っ込んでも暴れるだけでなんとかなる。
ボス戦も行動パターンを読めば、それほど苦戦しない。
オススメ度
☆☆
マップを縦横無尽に駆け巡るのは楽しい。敵陣に飛び込んで暴れまわるような爽快感を求めるならオススメ。
ベヨネッタ
Steam / SEGA
主人公ベヨネッタを操り、襲い来る敵を倒しながら進めていく3Dアクション。
ユーモアとウィットに富んだセリフが多く、吹き替えの洋画を観ているような雰囲気で物語は展開していく。
プレイ時間
15~20時間
難易度
☆☆☆
一部の面倒な雑魚とボスはいるが、全体的なバランスは良い。
オススメ度
☆☆☆
ベヨネッタに登場するキャラクターはどれも個性豊かで魅力的。
一本道のストーリーとはいえ、十分満足できる内容になっている。
あなたも彼女を駆り、その肢体と妙技に酔いしれてほしい。
モンスターハンター:ワールド
Steam/ CAPCOM Co., Ltd.
ハンターとなって巨大なモンスターを狩る3Dアクション。
14種類の武器からひとつを選択。モンスターを狩り、その素材から新たな装備を作成し自身を強化していく。
新たに標準装備となったスリンガーによるアクションの追加で、行動の幅に広がりを持たせている。
マルチプレイにより最大4人での狩りを楽しむこともできる。
難易度
☆☆☆☆
シリーズの中では高い部類に入る。
歴戦王などの超高難度クエストもあり、やりごたえは十分。
オススメ度
☆☆☆☆☆
大型アップデートのDLC「アイスボーン」の購入は必須。
2025年時点ではセール時の値引き率も高く、コストパフォーマンスは非常に良い。
プレイ人口が多いので、発売後数年が経ってもマルチプレイは可能。
ボリュームたっぷりでやりこみ要素もあるシリーズ屈指の名作。
モンスターハンターライズ
Steam/ CAPCOM Co., Ltd.
2021年3月に発売されたモンスターハンターシリーズ。
翔蟲を使ったアクションが特徴で、移動や戦闘など様々な場所で活用できる。
高速移動ができるオトモガルクやステータスアップ効果を持つヒトダマドリなど、新しいギミックが満載の仕上がりになっている。
難易度
☆☆☆
翔蟲の出現により、これまでのモンハンとは全く異なるアクションになった。
地上からの飛び上がりやダウン回避など、それまでの大地に足を縛られたハンターとは明らかに別物である。
ダウン回避のおかげで理不尽な起き攻めが減ったことは大きく、初心者にとってプレイしやすいタイトルとも言える。
オススメ度
☆☆☆☆
大型アップデート「サンブレイク」の購入は必須。
全てのコンテンツが利用可能なので、大ボリュームの狩りを思う存分楽しめる。
モンハン未経験で今から始めたい方にはイチオシのタイトル。
リトルノア 楽園の後継者
Steam / Cygames, Inc.
配信終了したソーシャルアプリ『リトルノア』をベースにして作られた2Dローグライトアクション。
召喚モンスターやスキルが毎回ランダムになるため、攻撃パターンや強化がプレイのたびに変化する。
プレイ時間
約10時間
難易度
☆☆☆
強化すればするほど難易度は低下していく。
クリアするだけなら一部の強化だけで十分。
オススメ度
☆☆☆
グラフィックやボイスなどのクオリティは高い。
ボリューム不足の印象は否めないが、セール時のお手頃価格を加味してこの評価となった。
ロックマン クラシックス コレクション
Steam / Capcom
ファミコンで発売された『ロックマン』から『ロックマン6』までを収録したタイトル。
単なる移植ではなく、チャレンジモードやミュージアムも搭載されている。
難易度
☆☆☆☆
ファミコンのゲームはプレイヤースキルを要求されるものがほとんどなので、アクションの得手不得手がもろに反映されてしまう。
セーブや巻き戻しという救済措置はあるが、シンプルにアクションを楽しむなら使い過ぎに注意。
とくに巻き戻しは多用すると作業になってしまうのでご利用は計画的に。
オススメ度
☆☆☆☆
名作のロックマンシリーズを一度にプレイできる夢のようなタイトル。
プレイだけでなく、サウンドモードやギャラリーの設定資料集だけでもお釣りのくる内容。
未所持の方は、迷わずポチッておこう。
ロックマン クラシックス コレクション2
Steam / Capcom
スーパーファミコン、プレイステーション、セガサターン、Wii等で発売された『ロックマン7』から『ロックマン10』までを収録したタイトル。
ミュージアムとサウンドモードがあり、とくに9と10にはチャレンジモード等も搭載されてボリューム満点。
難易度
☆☆☆☆
7と8と9、10はそれぞれ違うハードで作られていることもあり、見た目やシステムにかなり違いがある。
弱点攻撃による効果が大きくなったことで、難易度自体はやや下がった傾向にある。
そのかわりではないが、隠し要素が多くなり、攻略を見ないと全てを網羅することは不可能になった。
ネットで調べれば解決はするものの、見なければ効率が著しく落ちる攻略依存の内容はマイナス点。
オススメ度
☆☆☆☆
ゲーム自体はどのタイトルもロックマンの名に恥じぬ完成度を誇っている。
欲を言えば8はサターン版の移植であれば完璧だった。
セール時はかなりお買い得なので、未プレイの方は迷わずポチるべし。
ロックマンX DiVEオフライン
Steam/ CAPCOM Co., Ltd.
配信終了したアプリ『ロックマンX DiVE』のオフライン版。ジャンルはアクションRPG。
各クエストのバランス調整やコラボ関連がすべてカットされるなど変更点も多い。
難易度
☆☆
レベルを上げてコンテンツを開放。あとはひたすら周回の流れ。
高ランクのキャラクターとアーマー強化をするだけで難易度は激変する。
どうしてもアプリのオフライン版なので、バランスが良いとは言えない。
オススメ度
☆☆☆
アプリのオフライン版なので、UIの使いづらさはどうしても気になる。
作業感は強めだが、お目当てのキャラクターを入手して遊ぶだけでも結構楽しめる。(お色気担当もいるヨ)
ガッツリとしたゲーム体験ではなく、カジュアルに楽しむならオススメ。
魔神少女 -Chronicle 2D ACT- Renovation
Steam / INSIDE SYSTEM
同人サークルが制作した古き良き2Dアクション。本作はそのリメイク版。
ロックマン(ボスを倒して武器を得る)とグラディウス(パワーアップ)のシステムを組み合わせることで、往年のゲームファンには馴染み深い手触りに仕上がっている。
難易度
☆☆☆
中盤までは簡単だが、終盤になると難易度が急上昇する。
オススメ度
☆☆☆
ロックマンのようなアクションゲームが好きなら間違いなし。
グラフィックが向上したことで、ドット絵が苦手な方でもプレイしやすくなった。
逆にイラストから旧ドット絵の変更などもあるため、痒い所に手が届く仕様が地味にうれしい。
ブロックくずしなどのミニゲームもあり、ボリュームはかなりある。
2025年6月のサマーセールでは激安価格なので、是非ともプレイしてみてほしい。
魔神少女 エピソード2
Steam / INSIDE SYSTEM
前作と同じ古き良き2Dアクション。パワーアップの項目を変更可能など細かい変更点あり。
新システムのリベンジマジックは、一定ダメージを受けると発動する超必殺技のようなもの。敵も味方も使用できるため、ボス戦ではより熾烈な闘いを強いられるようになった。
難易度
☆☆☆☆
ノーマルエンドまではそれほど難しくないが、クリア後の隠しモードは歯ごたえあり。
オススメ度
☆☆☆
ロックマンのようなアクションゲームを望むのであればオススメ。前作が好きなら言うまでもない。
2025年6月のサマーセールでは激安価格なので、是非ともプレイしてみてほしい。
対戦格闘ゲーム
Breakers Collection
Steam / QUByte Interactive
90年代の終わり頃にアーケード筐体で稼働していた『ブレイカーズ』と『ブレイカーズ・リベンジ』を収録した移植作品。
対戦格闘ゲーム全盛の中、地味な存在だった本作。
それでも、オーソドックスな2D格闘ゲームとしてマニアックな人気を獲得した。
難易度
☆☆
コンボの入力受付時間が長く、初心者でもコンボを決めやすいのが特徴。
コマンド技の入力も若干甘めで、この点も初心者に優しい。
オススメ度
☆☆
通常技から通常技、さらに必殺技や超必殺技に繋げるコンボの爽快感はたまらない。
操作性が良く、ストレスなくプレイできるのが最大の魅力。
クセの強いキャラクターを気に入るかどうかで評価は分かれる。
SNKヒロインズ Tag Team Frenzy
Steam / SNK CORPORATION
SNKの各タイトルからヒロイン等(?)が一堂に会する対戦格闘ゲーム。
コマンド入力がないため、対戦格闘ゲームの初心者でもプレイしやすい。
勝利するにはドリームフィニッシュ技でとどめを刺す必要がある意欲的なシステムが特徴。
ストーリー
屋敷に閉じ込められたプレイヤーキャラが脱出をするため戦闘を強いられるシンプルな内容。
とにかく黒幕が寒い。
難易度
☆☆
コマンド入力がないため、パッドでも簡単に操作できるのは嬉しい。
吹き飛ばしや空中追い打ちがあるので、極めようとすると奥が深い。
オススメ度
☆☆
お色気要素の強い衣装がデフォルトであることからも、本作の魅力は実に分かりやすい。ゲーム内で衣装を購入すれば着せ替えも楽しめる。小物やアクセサリーの装備など、細かい設定が可能。
対戦格闘ゲームというより、お気に入りのキャラをお気に入りの衣装で動かして楽しむのが正解なのかもしれない。
セール時の価格がかなりお求めやすくなっている。DLCを含むDELUXE PACKも1000円でお釣りがくるため、興味があるのなら購入する価値は十分にある。※2025年6月時点
THE KING OF FIGHTERS ’97 GLOBAL MATCH
Steam / SNK CORPORATION
対戦格闘ゲーム『ザ・キング・オブ・ファイターズ』のシリーズ第4作目。
「ADVANCEDモード」と「EXTRAモード」の選択制により、戦略の幅が広がった。
オロチ編の最終章である本作は、ストーリーにも力が入っている。
難易度
☆☆☆
前作のシビアなコマンド入力が大幅に簡略化された。
ところが、簡略化しすぎて暴発することも増えたため、一長一短の仕上がりになっている。
オススメ度
☆☆☆
セール時の値引き率が高く、今やコンビニのおにぎり1個とほぼ同じ。アーケードモードやフレンドとの対戦だけでも十分お釣りがくる。
THE KING OF FIGHTERS ’98 ULTIMATE MATCH FINAL EDITION
Steam / SNK CORPORATION
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズ第5作目のリメイク作品。
オロチ編のキャラクターが一同に介したお祭りのような雰囲気が特徴。
ストーリーを排除して対戦部分に特化した内容。くわえて2度の手直しがあったことで、対戦ツールとしての評価は高い。
難易度
☆☆☆
前作までの「アドヴァンストモード」と「エキストラモード」にくわえ、双方の要素をカスタマイズできる「アルティメットモード」を搭載。
キャラクターの多さとモードカスタマイズにより、戦略性の幅はかなり広い。
オススメ度
☆☆☆☆
ほとんどのキャラクターがアッパー調整されているため、キャラクターの格差はかなり是正されている。
個人的にはKOFシリーズの最高傑作だと思っている。
セール時の値引き率が高いので、格ゲー好きなら迷わず買うべし。
THE KING OF FIGHTERS 2002 UNLIMITED MATCH
Steam / SNK CORPORATION
『ザ・キング・オブ・ファイターズ』シリーズ第9作目のリメイク作品。
ネスツ編のキャラクターが一同に介した祭典という体の内容。総勢66のキャラクターが居並ぶ選択画面は圧巻。
ストーリーを排除して対戦部分に特化している。無印からUMへのアップデートにより、対戦ツールとしての完成度は上がっている。
難易度
☆☆☆☆
どこでもキャンセル可能の「MAX発動」を絡めた連続技や、コマンドが複雑な「MAX2」などにより操作自体はかなり難しい。
これまでのシリーズに比べてヒットストップが短いことも難易度上昇の大きな一因になっている。
オススメ度
☆☆☆
キャラクターは多くバランスも多少改善されたものの、操作の煩雑さがネック。
トレーニングによるコンボの練習などが必須になるため、格ゲー初心者の方は慣れるまで苦労するかもしれない。
それでもセール時の価格は激安なので、気軽に試してみる価値は十分ある。
THE KING OF FIGHTERS XIII GLOBAL MATCH
Steam / SNK CORPORATION
長年続いたKOFシリーズのグラフィックを一新させた『KOF12』の後継タイトル。
様々な問題を抱えた前作にキャラクターとストーリーを追加。それにより、本来のKOFと同等の完全版と呼べる形になった。
難易度
☆☆☆
『KOF2002』のどこでもキャンセルやスーパーキャンセルにくわえてEX必殺技が追加された。
システムはそれほどクセの強いものがないため、格闘ゲームを好きな方なら受け入れやすい。
バージョンアップを繰り返したことで、バランス調整も良い感じに仕上がっている。
オススメ度
☆☆☆☆
KOF好きなら迷わず買い。セール時の割引率も高く、ストーリーだけでも十分お釣りがくる。
オンラインはプレイヤーがほぼいないので難しいが、仲間内で楽しむ分には非常に優秀な対戦ツール。
RPG
Moonlighter ムーンライター 店主と勇者の冒険
Steam / 11 bit studios
ローグライクと経営シミュレーションを組み合わせたアクションRPG。
ダンジョンを潜り、集めたアイテムを自分の店で売るのがプレイの流れになる。集めた資金で装備を購入したり、店を大きくして成長発展させていく。
難易度
☆☆☆
その時点で最強の武器を手にしておけば問題なく進めるバランス。
経営も価格設定の把握だけなので、大ハマりすることはない。
オススメ度
☆☆☆
物語とドット絵がうまくマッチした世界観が魅力。
バグも見受けられるが、十分及第点以上のクオリティをみせてくれる。
セール価格が大幅値下げなのも◎。
OMORI
Steam/ OMOCAT
海外制作だが日本のRPGベースなので非常にプレイしやすい。
鬱や死といったセンシティブなものがテーマなので、プレイヤーを選ぶ内容になっている。
ストーリー
テーマがあまりに強烈なので、耐性が低い方にはオススメしません。
そのかわり、シナリオはよく練られていて演出も光る。
物語の全貌を知ったときに押し寄せる感情を全身で受け止めてほしい。
プレイ時間
約20時間。
難易度
☆☆☆
クリアするだけなら簡単な部類。
レベルを上げればなんとかなる程度の難易度が素敵。
オススメ度
☆☆☆☆
ホラーや怖い話に耐性があるなら超オススメ。
個人的にホラーは苦手だが、それを上回る完成度の高さに高評価せざるを得なかった。
ただし、ストーリーを完結させる真エンディングルートが攻略必須なので、星一つ減点とした。
OneShot
Steam / KOMODO
パズル要素強めのRPG。言わばパズルRPG。
ゲーム内容は戦闘や育成要素はほとんどなく、謎解きが中心になる。
ストーリー
プレイヤーは主人公のニコを操作するのではなく、神となってニコを導いていく。
主人公を直接操作するのではなく、間接的に誘導するところが本作の特徴。
プレイ時間
クリアまでは約4時間。真エンディングまで含めれば6~7時間。
難易度
☆☆
マップがそれほど広くないため、迷うことも少ない。
謎解きもドツボにはまらなければ、比較的簡単に解ける。
オススメ度
☆☆
ボリュームが少ないことを考慮してこの評価になった。決してつまらないという意味ではない。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、本作にはアッと驚く演出が盛り込まれている。
その全貌を知りたければ、是非プレイしてみてほしい。
Sa ・ Ga COLLECTION
Steam / Square Enix
1989年12月にゲームボーイで発売されたRPG『魔界塔士 サ・ガ』。そのシリーズ3作品がパッケージされたタイトル。
直接的な関連はないものの、そのゲーム性や空気感、手触りは脈々と受け継がれている。
難易度
☆☆☆☆
キャラクターの強化方法や武器使用回数制限など、クセの強いシステムに慣れる必要がある。
レベル上げの作業を強いられる場面もあるため、現代のゲームに慣れていると少し億劫に感じるかもしれない。
オススメ度
☆☆☆☆☆
ストーリー良し、音楽良し、ドット絵良しの3拍子揃ったスクウェア黄金期の作品。
大人の事情で変更された部分は個人的に大きなマイナス点。
とはいえ、作品のクオリティ自体が変わるわけではない。多くの方に触れていただきたいとの思いから満点の評価とした。
UNDERTALE
Steam / tobyfox
シューティングゲーム風の戦闘が特徴のRPG。
制作者は『MOTHER』などの日本のRPGに感化されているため、日本人に馴染みやすい手触りになっている。
ストーリー
「誰も死ななくていいやさしいRPG」をキャッチコピーにした心温まる物語。
主人公である「ニンゲン」の子供を操作し、個性豊かなモンスターたちとの交流を描く。
難易度
☆☆☆
真エンディング(Pルート)までなら普通。
Gルートもクリアするなら☆☆☆☆☆に跳ね上がる。
オススメ度
☆☆☆☆☆
キャラ良し、世界観良し、シナリオ良し、音楽良しで文句なしの満点。殿堂入り。
プレイしていない人は今すぐやってほしい名作。
※Gルートをプレイするのは自己責任で。
シーファンタジー
Steam/ METASLA
釣りをテーマにしたRPG。
くわえて時々サイドアクションのステージもあるなど、複合ジャンルだったりする。
釣りに特化しているものの、釣りを知らなくても十分楽しめる内容になっている。
ストーリー
世界を救う王道の展開。でも、勇者が手にするのは剣ではなく釣り竿。そんなお話。
難易度
☆☆
難易度は低め。
レベルを上げてロッドをきちんと作れば詰まるところはない。
オススメ度
☆☆☆
近年のドット絵RPGとしてはかなり頑張っている。
シーアズの金冠埋めやロッド作成などやりこみ要素も多い。
パズル
Pictopix
Steam / Tomlab Games
ピクロスやイラストロジックと呼ばれるパズルの問題集。
難易度
☆☆☆☆
難易度が徐々に上昇し、終盤以降は長考に入るほどの難しさ。
その匙加減が絶妙。
オススメ度
☆☆☆☆☆
300問以上の大ボリューム。
ひたすらピクロス系パズルで没頭したい方にオススメ。
疾風のうさぎ丸
Steam/ Flyhigh Works
村人をゴールまで運ぶステージクリア型のアクションパズルゲーム。
パズル要素とアクション要素のどちらも必要になる絶妙のバランスで構成されている。
難易度
☆☆☆☆
難易度は若干高め。アクションを利用した謎解きが多く、本作ならではのギミックを熟知しなければ詰まることも多い。
基本的にヒントはなく、1から自力で答えを探さねばならない。
オススメ度
☆☆☆
クセは強いが、慣れてしまえば楽しくなる。
クリアの手順を考えて実践の作業が心地よい。
難易度は高めなので、パズルに自信がある方には特にオススメ。
ディスカッション
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