ゲームの呼水「シティ コネクション」【ファミコン・攻略・裏技】

概要

 1985年にジャレコから発売されたファミコン用カセットで、同年に稼働しているアーケードゲームの移植作品。内容はドットイート式のアクションゲーム。エリアを踏破するとクリアになるもので、分かりやすく言えばパックマンと同じ方式。

難易度

 どちらかといえば高めの部類に入る。クラリスカーの操作は簡単とは言い難く、上段へのハイジャンプや反転後の硬直(ウィリー)に苦戦する可能性は高い。操作自体はシンプルなので、あとは慣れるまで頑張るしかない。

プレイ時間

 スムーズにいけば1面につき約2~3分でクリアできる。ただし、後半になると10分以上かかってしまうこともある。とくに時間制限はないが、前後左右から襲いかかるパトカーやオジャマ猫を避けつづけるのは至難の業。
 筆者のプレイでは、3周(18面)クリアで約50分。あくまでクリアを最優先したタイムなので、裏技や隠れキャラを狙っていけば、約1時間といったところ。

作品の魅力をひと言でいうと

「美しい景観と、軽快なBGM。世界を巡るドライブの旅を堪能しよう」

攻略

各国パトカー
 クラリスを追いかけるパトカー。デザインを国別にしているところはこだわりを感じる。ステージが進むごとに正面から高速で突っこんでくる特攻タイプが増えていく。

オジャマ猫
 チェッカーフラッグを持った猫。同じ階層に留まっていると出現率が上がる。当たるとミスになる。当たった際の専用BGMはほのぼのとしているが、存在自体はかなりえげつない。

タケノコ
 同じハイウェイにしばらく留まっていると出現する。見た目は明らかに筍ではなく、鋼鉄製のドリルに近い。当たるとクラリスカーが粉々に砕け散る。なんとなく螺旋力を感じる。

プレイの心得

・上から順にハイウェイを塗っていく。
・着地したハイウェイは確実に塗りつぶす。
・オイルを使い過ぎない。

操作~基礎編~

 邪魔をしてくる敵にどう対処するか。それは障害であると同時に面白さでもある。次々に現れるパトカー、オジャマ猫やタケノコを瞬時に見極めて回避したり、オイルを当てて倒すことが爽快感につながっていく。
 その中で最も脅威となるのが、正面から突っこんでくるパトカー。ちょっとでも判断が遅れるとミスになってしまう。とくに上段へあがるルートを模索しているときが危険なので、正面からのパトカーだけは常に意識しておこう。
 他にはハイジャンプで上段にあがろうとしたその先端にオジャマ猫がいるパターン。これは回避することが不可能なので、その場所に現れないことを祈るしかない。ちゅ~るのない時代の猫は御しがたい。

操作~仕様編~

 クラリスカーの操作には若干のクセがある。覚えるべきは次の3つ。

①反転時の慣性。
②反転できるタイミング。
③反転後のウィリー。

 まず①の反転時の慣性。走行中に反対方向へ十字キーを入れると、減速してから反転する。そのため、ハイウェイの先端を塗るときなどは方向転換時の慣性を把握しておかねばならない。

 つづいて②の反転できるタイミング。走行時や落下時はいつでも反転できる。しかし、通常ジャンプ時は下降中、ハイジャンプ時はジャンプ直後と下降中しか反転できない。とくにハイジャンプ直後の反転はステージが進むと必須のテクニックなのでマスターしよう。

 ③はクラリスカーの特徴であり、欠かせない知識。クラリスカーは反転したあとの着地後に必ずウィリーの動作を行う。この間はジャンプすることができない。反転は走行中、ジャンプ中に関わらず判定される。つまり、連続ジャンプをしたければ、反転をしてはいけない。

「シティ コネクション」を楽しむ

裏技

へそくりダブルショット
 オイルが0になったとき、一回だけダブルショットを撃つことができる。へそくりならぬ「へそオイル」。

へヴラム
 ステージ1(アメリカ)で、スタートしてから10個目のオイルを自由の女神が中央にある位置で発射。すると画面上部にへヴラムが出現する。取ると1UP。ちなみにへヴラムは「フォーメーションZ」に登場する敵キャラクター。

連続風船
 ステージ2(イギリス)で、オイルが11個のときに風船を取ると連続して風船が出現する。ただし、次の風船が出現してすぐに消滅することがよくある。

ハレー彗星
 ステージ3(フランス)で、まず最上段をすべて塗りつぶす。そして、オイルが20個の状態でダブルショットを撃つとハレー彗星が出現する。取ることはできないし、スコアもない。ただ、夢と浪漫と、なんともいえない満足感が得られる。

ハート
 ステージ3(フランス)で、オイルが0のときに画面中央に凱旋門がある位置でダブルショットを打つとハートが出現。風船と同じ効果。

9900点
 ステージ4(ドイツ)で、オイルが29~31の状態でパトカーを倒すと9900点が入る。オイル数はオイルを撃つ前ではなく、体当たりで倒すときの個数。

夕焼け
 ステージ5(インド)で、画面中央にタージマハルがある位置でダブルショットを撃つと画面が夕焼けに変わる。とくにメリットはないが、すごく印象に残る裏技。

ウサギ
 ステージ6(日本)で、タケノコを飛び越えるとウサギが出現。何度でも出現させられるが、取るのは非常に難しい。風船と同じ効果。

ミッション

本作は周回ゲームなので、簡単な目標を設定してみました。

暴走ドライバー
 1周(ステージ6)クリア。

爆走ドライバー
 2周(ステージ12)クリア。

世界最速、その先へ
 ワープなしで3周(ステージ18)クリア。かつ裏技をすべて行う。

評価

☆☆☆☆★

 ゲームの内容自体はシンプルだが、演出やBGMが秀逸。操作性も良く、プレイしていて余計なストレスを受けることはない。登場するキャラクターがカワイイのも高評価にした理由のひとつ。裏技も楽しませてくれるものが多く、何度でもやりたくなる中毒性を秘めた良作。