おすすめのファミコンソフト ジャンル別ランキング【レトロゲーム・名作・神ゲー】

2023年12月6日

アクション

1.スーパーマリオブラザーズ


難易度 ☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 言わずと知れた問答無用の名作アクション。
 パワーアップやジャンプの制動など、操作して楽しいギミックが的確に配置されている。そのため、何も考えずに動かすだけでもそれなりにプレイできてしまうのが特徴。
 当時はスーパーマリオをクリアできるかどうかが、ゲームの上手下手の判断基準になっていた。
 世界を席巻した作品の主人公がヒゲのおっさんというのも、よく考えれば実にシュール。
 様々な任天堂ハードで配信されており、現在はニンテンドースイッチオンラインに加入すればプレイ可能。

2.火の鳥 鳳凰編 我王の冒険


難易度 ☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆☆
プレイ環境

 同名の漫画のゲーム化。鳳凰編と銘打たれているが、もう一人の主人公である茜丸の姿は欠片もない。
 鬼瓦システムが画期的で、個人的に本作のゲームデザイナーは天才だと思っている。
 ワープゾーンの位置を知れば短時間でクリアが可能。その一連の作業が楽しいので何度もプレイしてしまうのが本作の魅力かもしれない。
 著作権の関係で移植や配信が難しいのは残念。ファミコンカセットの中古は多く流通しているため、現状は実機でのプレイが一番簡単。

3.ロックマン3 Dr.ワイリーの最期!?


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 大人気ロックマンシリーズの第3作目。スライディングが追加されたことでプレイに幅が生まれた。
 ステージボスを倒して武器を入手していくシステムで、クリアするたびに強化していくのが楽しい。
 ネタバレになるので具体的な言及は避けるが、一粒で二度美味しい部分を加味してロックマンシリーズの最高評価とした。
 マルチプラットフォームで配信されているクラシックコレクションに収録されているのでプレイはしやすい。

4.スーパーマリオブラザーズ3


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆☆
プレイ環境

 スーパーマリオブラザーズの第3作目。デザインが一新され、ボリュームもかなり増えてやりごたえが大幅にアップした。
 パワーアップの種類も増えてプレイの幅が広がったのも楽しさに直結している。ワープや裏技なども多く、様々な遊び心も豊富。さらにカエル、ハンマーやタヌキといった一部のステージでのみ入手できるアイテムもあり、コアなユーザーの心もしっかり掴んでいる。
 様々な任天堂ハードで配信されており、現在はニンテンドースイッチオンラインに加入すればプレイ可能。

5.コナミワイワイワールド


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆☆
プレイ環境

 コナミのタイトルが一堂に会したお祭りゲーム。元々隠れキャラだったコナミマンや、同社のアイコンとして度々登場するモアイもプレイヤーキャラとして参戦。キャラの切り替えも瞬時にでき、それぞれの特徴を生かしてステージを攻略していくのが楽しい。
 2人同時プレイも可能で、キャラの取り合いになるのは言うまでもない。(一番人気はやはりモアイ!!)
 お祭りゲームとはいえ、難所も多く歯応えのあるアクションを楽しめる名作アクション。
 著作権で問題になりそうなタイトルが含まれているため、移植や配信の期待が望めないのは残念。ファミコンカセットの中古は多く流通しているため、現状は実機でのプレイが一番簡単。

6.ヒットラーの復活 TOP SECRET


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 アーケードゲームの移植だが、大幅に改変されすぎた結果、良い意味で別ゲームになった。
 ジャンプができないというアクションゲームの根幹を揺るがす大胆なシステムを採用。優秀なワイヤーアクションは使うごとに操作の幅が広がり、慣れてくると「ジャンプなど不要!!」と考えるようになる。
 ボス戦など使い回しのステージが目立つものの、容量を考えれば仕方ない。それを補って余りあるアクションの楽しさが本作にはある。プレイしなければ分からない面白さなので、多くの人に触れてほしい。
 タイトルのせいか、移植は難しいのかもしれない。ファミコンカセットの中古もかなり値上がりしているため、プレイ環境を整えるのはかなり厳しい。

7.キングコング2 怒りのメガトンパンチ


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 同名の映画をゲーム化した作品。当時のコナミが手掛けるアクションゲームは間違いなく、サウンドに関しては文句のつけようがないクオリティを誇る。
 コングとなって暴れ回るのが実に爽快で、暇があるとついついプレイしたくなってしまう中毒性を秘めている。難易度はステージを追うごとに上がっていくが、慣れれば簡単にクリアできるようになる。余談だが1UPのモアイはコングの友人という設定らしい。
 著作権の関係で、移植や配信は難しいのが残念。ファミコンカセットの中古は多く流通しているため、現状は実機でのプレイが一番簡単。

8.迷宮組曲 ミロンの大冒険


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 音楽が題材になったタイトル。集めたお金でアイテムを購入して成長するアクションゲーム。後にリメイクや続編も制作されている。
 最初は難しく感じるが、慣れると簡単にクリアできる。知識のあるなしで攻略難易度が大きく変化するのが特徴。
 ボーナスステージの楽器が少しずつ増えてのが楽しく、まさに“音を楽しむ”を体現したような作品に仕上がっている。
 以前はVCでプレイ可能だったが、配信終了したことでプレイが難しくなってしまった。ファミコンカセットの中古は多く流通しているため、現状は実機でのプレイが一番簡単。

9.チャレンジャー


難易度 ☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆
プレイ環境

 某映画をモチーフにしたハドソンのアクションゲーム。ハリソンではない。
 タイトル画面で難易度を選択できるのが特徴。ただし、難易度を下げ過ぎると出現するのが倒せない敵のみになり、逆に難易度が上がってしまうという罠もある。
 列車ステージのドン・ワルドラドを倒すといきなり最終面に行けるという有名な都市伝説(ファミコンロッキーが元ネタ)がある。実際に倒すことは不可能だが、当時の子供たちは血眼になってドン・ワルドラドにナイフを投げまくっていた。もしプレイできる状況があれば、突っこんでくるドン・ワルドラドに対して雄叫びをあげながらナイフを連射してみてほしい。リアルタイムでプレイしていた雰囲気を少しは味わえるかもしれない。
 現在は3DSの配信が終了したため入手が難しくなった。ファミコンカセットの中古は多く流通しているため、現状は実機でのプレイが一番簡単。

10.ロックマン2 Dr.ワイリーの謎


難易度 ☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 大人気ロックマンシリーズの第2作目。
 ボスの弱点をついて倒していく情報があるかないかで難易度は大きく変化する。操作がシンプルであるが故に、終盤の難易度はそれなりにプレイヤースキルを要求される。
 ボスセレクトBGMは今後のシリーズでも使われたり、ニコニコ動画でネタにされるなどシリーズで最も影響力のある作品といえる。補助アイテムの「アイテム●号」という名称が最高すぎる点も見逃せない。
 マルチプラットフォームで配信されているクラシックコレクションに収録されているのでプレイはしやすい。

>>ランキング以外のアクションレビュー

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RPG

1.ドラゴンクエストIII そして伝説へ…


難易度 ☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆☆
プレイ環境

 言わずと知れたRPGの最高峰。社会現象を巻き起こし、日本国内にTVゲームの文化を浸透させた作品である。
 難易度が高すぎると疑問を持たれた方はリアルタイムでプレイしている世代で間違いない。なぜなら、本作には防御キャンセルという裏技がある。防御コマンドを入力したあとにキャンセルすると、他の行動をしても防御が有効になるというものだ。この裏技を使うことで低いレベルでもクリアが可能になり、本来とは異なる絶妙な難易度になっただけに過ぎない。
 ただし、それを否定するつもりもないし、そのおかげで筆者も本作を心の底から楽しめたのも事実。だからといって裏技ありきの難易度にするわけにもいかないので本来の想定された難易度を鑑みて少し高めに設定している。
 多くのハードでプレイできるが、ほぼリメイクなのでBGMやプレイ感覚がどうなのかは正直なところ分からない。オリジナル版は現代においてはテンポが悪く、難易度も高いので気軽にオススメはできない。それでも、あの音源とドット絵でプレイできるのであれば、オリジナルのクオリティでクリアして欲しいという気持ちは強い。
 もしプレイするのであれば、本作からではなく、1⇒2⇒3の順番でクリアしていただきたい。日本が誇るRPGの素晴らしさを体感することでしょう。

2.ファイナルファンタジーⅢ


難易度 ☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆☆
プレイ環境

 JRPGの2大巨頭と称されるFFの第3作目。
 ドラクエとは差別化を図り、戦闘システムや召喚獣など独自の要素が光る。
 ジョブチェンジによる戦略性の幅は広い。一部のボスやエリアに対して有効なものもあり、ジョブチェンジを促して硬直化させない作りには舌を巻く。
 現在はマルチプラットフォームで配信されているピクセルリマスターでプレイが可能。

3.桃太郎伝説


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 今も桃太郎電鉄に続く桃太郎シリーズの第1作目。
 敵やテキストなどにギャグの要素が多く盛り込まれているのが特徴。ただコメディに寄るだけでなく締める場面もあり、愛と勇気を描いた物語を存分に楽しめる。余談だが、裏技の最強パスワードはもう少し長めにすべきだった。
 現在ではファミコンカセットの中古は多く流通しているため、実機でのプレイが一番簡単。同じ中古のPCエンジンで発売された『桃太郎伝説ターボ』が良リメイクなので、環境が整えられるならばこちらもオススメしたい。

4.ドラゴンクエストII 悪霊の神々


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 ドラゴンクエストの第2作目。
 難易度が高いことで有名。戦闘は舐めてかかるとすぐに全滅してしまうため気が抜けない。船を手に入れてからのヒントが少なすぎて挫折するプレイヤーも多かった。リメイクではバランス調整が大幅に行われており、普通にプレイできるレベルになった。それでも、数々の苦難を乗り越えて聴く、オリジナル音源の『この道わが旅』は感慨深いので一度チャレンジしていただきたい。
 オリジナル版はファミコンカセットの中古が一番簡単にプレイできる。リメイクはスーファミ版しかプレイしていないので、言及は控えておく。

5.MOTHER


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 ファミコン後期に発売されたRPG。任天堂から俗に言う”JRPG”が発売されたのはこれが初めて。
 糸井重里氏プロデュースによる独特なゲームデザインは、業界に新たな風を巻き起こした。登場する敵キャラクターには、おにいさんやスターマンなど個性的な存在が多い。さらにBGMも印象的で、物語のテーマである“音”に対するこだわりが感じられる。劇的なストーリー展開と、最後に訪れる“気づき”が何とも言えない感動を与えてくれる。
 現在はニンテンドースイッチオンラインに加入すればプレイ可能。

アドベンチャー

1.サラダの国のトマト姫


難易度 ☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆☆
プレイ環境

 同名のPCタイトルの移植作。原作はかなりハードな内容だが、ファミコン版は操作、ストーリー共にやさしくなっている。頭の影をチラ見せする程度の影薄きキュウリ戦士と強烈な個性をまき散らす柿っぱちの珍道中が楽しい。登場人物はカラフルな野菜や果物たちで、ひと目見ただけでも忘れられないインパクトがある。
 某ロボットアニメを彷彿とさせる単語があったりと、随所にパロディネタが散りばめられているのも特徴。現在ではテキストの変更を余議なくされる部分が多々ありそうなので、ベタ移植はほぼ絶望的。
 ファミコンカセットの中古は多く流通しているため、現状は実機でのプレイが一番簡単。もしくはゲームボーイアドバンスのハドソンベストコレクションVOL.4に収録されている。

2.リップルアイランド


難易度 ☆☆☆☆
音楽 ☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 コマンド選択式のアドベンチャーゲーム。ファンタジー色の強い世界観で、捕らわれた姫を救う王道の物語。パッケージからは牧歌的なストーリーを予期してしまうが、主人公は一攫千金を目的にしていたりと少々クセが強い。登場するキャラクターも個性豊かで、シンプルなドット絵が実に味わい深い。会話文も端々にセンスが光り、読み進めても肩がこらないテキストが秀逸。キャルEDからスタッフロールのくだりは一見の価値有り。
 見た目の柔らかさに比べてゲームの難易度はかなり高い。ヒントがかなり少なく、手あたり次第に行動しても次に進めずハマってしまうエリアも少なくない。あまり意固地にならず、攻略を参考にプレイした方がストレスなく楽しめる。
 現在は3DSのVC配信が終了したため、プロジェクトEGGのダウンロードが最も簡単にプレイできる。

パズル

1.フラッピー


難易度 ☆☆☆
音楽 ☆☆☆
グラフィック ☆☆
プレイ環境

 全240面(200面+ボーナスステージ40面)の大ボリュームがウリのパズルアクション。
 内容はブルーエリアにブルーストーンを運ぶシンプルなものだが、難易度は高め。壊れやすいブラウンストーンだけでなく、敵のユニコーンやエビーラを利用しなければクリアできないステージも存在する。
 コンティニュー画面から3種類のBGMを選択可能。どれも名曲揃いなので、気分に合わせて変えるのもまた一興。
 現状は実機でのプレイしかない。中古もそれほど多くは流通していないため、入手はやや難しい。

2.ドアドア


難易度 ☆☆☆☆
音楽 ☆☆☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 全50面の一画面固定のパズルアクション。すべてのモンスターをドアに閉じこめるとクリアになる。
 中にはモンスターよりドアの数が少ないステージもあり、複数のモンスターをまとめて閉じ込める必要が出てくるなど一筋縄ではいかない。
 ステージクリア時に閉じ込めたモンスターの数によって、次のステージのボーナスアイテムが変化する。最大6匹を同時に閉じ込めるのは至難の業だが、成功したときの喜びはひとしお。
 また、5の倍数のステージでは専用BGMが流れる。一味違った雰囲気を楽しめると同時に、区切りまで到達したことの達成感も味わえる。
 現状は実機でのプレイしかない。中古はそこそこ流通しているので、探してみてはいかがだろうか。

3.ロードランナー


難易度 ☆☆☆☆
音楽 ☆☆
グラフィック ☆☆☆
プレイ環境

 金塊を集めたあとに出現するはしごで脱出するとクリアになる。
 主人公はできることは、足元のブロックを掘ることのみ。ブロックを掘るのか、掘らないのか。そして、どのタイミングで掘るのか。さらに敵まで利用してルートを考えるのが本作の醍醐味。
 金塊全回収時に出現するフルーツが愛らしく、クリアへの意欲をかき立ててくれる。ただし、作成したステージではリンゴしか出現しないのでご注意ください。
 現状は実機でのプレイしかないが、中古の流通は比較的多め。今から実機でのプレイを考えても手を出しやすいタイトルだろう。