『オクトパストラベラー』日記 #1 ニンダイに尻を叩かれたプレイヤーの戯言【オクトラ】

2022年9月23日

それは”積み”を償う時

去る9月13日のニンテンドーダイレクトにてオクトパストラベラー2の情報がもたらされた。

 「さあ、お前の”積み”を数えろ」

 ニンテンドー、いやスクエニからダイレクトに突き付けられたような気がした。そして、数か月ぶりの起動を決心するに至る。オクトパストラベラーという名の”積み”を。
 犠牲になるのはモンをハンするゲームだが、9月末のアップデートまでに終わらせれば問題ない。あと2週間。いけるはず。きっと行ける。いける……のか??

現状の解説

 最初に選んだ主人公はサイラス。その後、トレサ、ハンイット、オフィーリアの順に仲間を増やす。足を止めたのはテリオン第一章の途中だった。
 細かい内容を思い出すために旅の記録で復習。面白いのに途中でやめてしまった理由のひとつが、この旅の記録というシステムにある。甘えといえばそれまでだが、後から内容を読み返せるのは非常にありがたい。やはりRPGはシナリオを楽しんでナンボだと思う(※個人的見解です)。

テリオン第一章

 レイヴァース家へ侵入する手前からのリスタート。少しずつプレイの感覚を取り戻していく。トレサとテリオンのW盗み戦法が非常に楽しい。しかし、この二人を入れると戦闘が長引いてしまう。でも、楽しさ優先。ゲームは楽しむもの也。

 ボスはレイヴァース家の執事ヒースコート。見た目かなり強そうなイケオジだが、トレサとテリオンで懐を弄っていく。身ぐるみは剥がしたものの、単体へのダメージソースが乏しいために長期戦にもつれこむ。唯一の希望だったハンイットの崖のバーディアンⅢを最大バーストでけしかけて辛くも勝利! MVPはトレサの渾身のBPパサーでした。

 戦闘の勘を取り戻すことに成功したが、テリオンは罪人の腕輪を付けられてしまう。レイヴァース家の当主コーデリアはとても純真な印象の女性。いずれテリオンに心を盗まれるのだろうか。ヒースコートがテリオンの心を盗む展開だけはご遠慮願いたい。そういうのは薄いコンテンツでよろしく。

オベリスク第一章

 オベリスクは自らの正体を隠して小さな村に転がり込んだ男。よくありがちな訳ありの剣士。
 専用コマンドの「試合」は、ハンイットの「けしかける」とほぼ同じ。倒した相手を気絶させられる非常に物騒な能力である。騎士が一般人に試合を挑むのもわけがわからないが、名声の通った騎士よりも強い一般人がごろごろいるのはもっとわけがわからない
 物語は王道をいくもので、これまでの仲間の中では一番ベタな内容になっている。個人的にはベタなシナリオは大好物なので今後が楽しみ。

プリムロゼ第一章

 父を殺した仇を討つために踊り子として生計を立ててきた。そして、カラスの入れ墨をした男を発見し、旅に出る。

 ……マーニャやん。

 これはスクエニのエニがピクつく設定じゃないの?? ただし、性格はかなり違うようで、某姉妹を合体させたようなキャラになっている。心を許せる人がどんどんいなくなるハードな展開で、大人向けの物語に期待。

 サブクエスト『巡遊少女リア(1)』において、しつこい悪漢との試合で奇跡が起こる。オベリスクに睡眠耐性のアクセサリを偶然付けていたため、格上でもなんとか倒すことができた。やはり彼は英雄的な勝ち運を持っている。

アーフェン第一章

 小さな村の薬師が憧れの人と同じように世界中の病を治して旅をする。実は薬師という設定に惹かれて、最初の主人公に選ぼうか迷った経緯がある。最終的には金髪より黒髪を選ぶ形になった。リアルでは馴染みがないからね、金髪。

 ボスのマンダラヘビ戦。毒リミキの煙が超有効で、薬師の面目躍如。本作は毒のダメージが大きすぎるので、今後も活躍の機会は多くなりそう。

 細かいですが親友のゼフと鞄を交換したのはいい演出でした。これから始まる"はぐれ旅"はどうなることやら。え、違う?

導かれし者たち

 ようやく8人全員が集結。パーティーに組み込めるのは半分なので、趣味で選ぶか、それとも性能で選ぶかで今後のプレイに大きく影響を及ぼすのは間違いない。
 サイラスとトレサは確定しているから、残りはアタッカーとサポーターがベストの形になりそう。オルベリクのベーシックなタイプも好きだし、FF6のガウ的な楽しさのあるハンイットも捨てがたい。ヒーラーのオフィーリアも……うーん悩ましい。

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