『ロマサガRS』キャラクター解説・評価「アポロン」【ロマサガ リユニバース攻略】

キャラクター紹介

 「SaGa2 秘宝伝説」のボスとして登場。何度も主人公たちの前に現れ、その行く先を導いてきた。本性を現した彼が変身する際に「死闘の果てに」へBGMが変化する演出は、多くのユーザーの心に刻まれている。最終的に秘宝の力を制御できずに、自壊した神。そのインパクトは強烈で、サガ2を代表するキャラクターの代表格である。

実装日

 1st 20/9/18 30周年記念サ・ガ祭 Romancing祭 アポロン編
 2nd 20/9/18 30周年記念サ・ガ祭 イベント「アポロンとの戦い」報酬
 3rd 21/8/27 31周年記念サ・ガ祭 Romancing祭 めがみ編

育成周回評価

 S

 主に熱属性が得意。単体、全体ともにオートで3ターン続けて複属性技を撃てる。
 単体は斬熱ループ。初ターンから「マサムネ+」に設定すると、最大7ターン続けて攻撃できる。同じ斬熱のSS技「みだれマサムネ」との切り替えも可能。
 全体は打熱ループ。威力は低めだが、継承すれば雷と陰も選択肢に加わる。全体打熱でループするには、「31stサガ」のスタイルが必須。

 高めのステータス補正と火力アビリティで自己完結しているのが強さのひけつ。知力補正の高い陣形であれば、頼れる存在になること間違いなし。
 ベーススタイルは、火力が高い「31thサガ」が理想的。

高難易度評価

 A+

 虎穴陣ならアビリティによる高耐久性能との相性は抜群。さらに自身のみの回復技「マギオーラ」もあり、高難易度への対応能力は高め。主力のマサムネ+は、BP4なのでほとんど息切れしない。安定して大ダメージを与えられるのも評価を上げた理由のひとつ。

 欠点はデバフがないこと。つまり聖王親衛隊(回避戦術)には不向き

 世界塔などの雑魚ステージでは、全体マヒや全体毒が非常に有効。高ステータスで複数の全体状態異常が使えるキャラはあまりいないため、今後も引っ張りだこになりそう。

アポロンの歩み

SS「秘宝の解放」

 最初に実装されたのは「30周年記念サガ祭」の第2弾ガチャ。ひと目で強いと確信する性能だった。開幕から撃てる全体マヒのメテオスウォームと高威力で単体斬熱のマサムネ。さらに継承で全体雷と全体陰(+毒付与)も可能。アビリティの自己バフにより、その火力は想像を大きく上回った。とくにマサムネはBP5とは思えないダメージをたたき出し、なみいる敵を一撃で斬り払っていった。
 これまでのキャラたちを過去にするパワー。片手を上げるモーションが、まるでユーザーからの喝采に応えているように見えた。

S「あたらしきかみ」

 2体目はイベント報酬のSランク。絵が原画なので、画像の差し替え用&技継承としては完璧なスタイル。
 「いなづま」と「どくぎり」は継承の要であり、アポロンにとって縁の下の力持ち。それにひきかえ「フレア」の持て余した感じが気になる。
 「フレア」はただの全体熱なので、熱技だらけの本体に継承することはほぼ無い。おもな使い道は、育成が終わったアポロンの最後の暇つぶしとして、術ランク上げに使うだけ。
 ある意味アポロンの代名詞ともいえる「フレア」。これだけ平凡な性能だと使う状況もないので、さっさと練達していただきたい。

SS「翼を得し者」

 3体目は「31周年記念サガ祭」の限定スタイル。変身後の姿での実装となり、待ち望んでいたファンは多い。ただ、知らない人が見れば、完全に特撮ヒーロー作品における敵の幹部である。
 「みだれマサムネ」と「メテオダスト」は、「30thサガ」スタイルの技と見事に噛み合っており、継承することで3ターン続けて同じ属性と範囲の攻撃が可能になった。
 余談だが「みだれマサムネ」は、名前だけだと連続攻撃と勘違いする人もいるだろう。それならば「全力マサムネ」のような一撃必殺感のあるネーミングにしてほしかった。「強力わかもと」の姉妹品みたいだが、まだ技のイメージをしやすい(かも?)。

アポロンは引くべき?

 それぞれのスタイル単独でも、周回の引率には十分使える。でも、仮に片方のスタイルが引けたなら、できるかぎり全てのスタイルを入手すべき。完全体になれば、かなり使い勝手がよくなり、やれることが増える。そうなれば簡単には主力メンバーから外れることはないだろう。今後も新スタイルが来る可能性は高いので、無理してでも狙う価値はある。

 アポロンの辿りつく未来には、悲しき結末が定められている。だからそれまでは、強く気高き神でいてほしい。

※本記事は2021/9/1時点での内容です。