『機動戦士ガンダム 水星の魔女』感想 第5話 氷の瞳に映るのは

2022年11月23日

あらすじ

 エランからデートに誘われたスレッタ。エアリアルに一人で乗り込ることに成功したエランは機体の性能を探る。その結果、エアリアルそのものがパーメットの流入を抑えていることを知る。自分とは違う存在であると知ったエランは、一変してスレッタに冷たくあしらい泣かせてしまう。グエルはスレッタの様子に気づき、エランに対して言葉を荒らげる。エランはグエルに決闘を申し込むと、勝利の望みとしてスレッタとの決闘を取り付けた。

 エランは新型モビルスーツのファラクトで出撃。善戦するグエルだったが、エランの策略にはまると圧倒的な力の差を見せつけられて惨敗する。決闘が終わった直後、スレッタの端末にコールサインが点灯。勝者のエランがスレッタとの決闘での勝利に望むもの、それはエアリアルだった。

感想

 エランが強化人士(強化人間)だったことをいきなりカミングアウト。強化人士4号と呼ばれているので、おそらく4番目に強化された成功例なのだろう。自分と同じ境遇だと思い込んでいたスレッタが全く違うと知って手のひら返し。仲間から敵判定に変わった氷の君は非常に怖い。エランが決闘を連戦しても欲しいと思わせたエアリアル。その感情は、渇望なのか、それとも憎悪?
 またも踏み台にされたグエルだが、徐々にスレッタの好感度を上げているのは救い。ただし、現時点はかなりのマイナス点なので、フラットな状態に戻るのはいつの日か

 エアリアルがガンダムではないかとペイル社のおばさま(?)4人組が怪しむ。どちらかというと、あなたがたの方がよっぽどインパクトがあるし謎も多い。クローンとかDNAをコピーされた方々なのかな?

 どうやら魔女とはガンダムを作った者を指すようだ。そして、魔女はエルノラだけと思われていたが、ここでもう一人現れる。しかし、エアリアルが克服した問題を、ペイル社側の魔女はできていないご様子。つまり、現状だとエアリアルではなくファラクトの方がガンダム認定される可能性が高い。ガンダムアレルギーのダブスタクソ親父がどう動くのか注視したい。

 ミオリネはエランとのロミジュリにご立腹だったが、御三家と敵対しているのはミオリネなのでスレッタ自身は関係ないような気が……。つまりミオリネは自分がスレッタとは一心同体だということを言いたかっただけらしい。(ごちそうさまでした

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