『機動戦士ガンダム 水星の魔女』感想 第10話 巡る思い

2022年12月25日

あらすじ

 カテドラルはGUNDフォーマットを使用したエアリアルと株式会社ガンダムを例外的に認めた。納得がいかず憤慨するサリウスに対し、ヴィムはデリングの暗殺をほのめかす。

 約2週間ぶりに出張から帰ってきたミオリネ。仕事に追われる彼女の何気ない言葉を受けて、スレッタは自分が必要とされていないのだと思い込んでしまう。

 サリウスからデリング暗殺計画を知らされたシャディク。その計画を利用してデリングを葬り去ることを提起する。しかし、その先にはベネリットグループの解体をも画策していた。

 プラント・クエタに到着したデリングをプロスペラが出迎える頃、プラント・クエタへ向かうグエルを乗せた船がフォルドの夜明けと名乗る集団に拘束されてしまった。

感想

 新作PVの撮影場所の許可を取るの忘れったスレッタ。チュチュパイセンを筆頭に地球寮の皆が笑っているので、地球と水星は笑いのツボが同じらしい。
 ヴィムは早くも2度目の暗殺計画を立てる。頻繁に暗殺を画策している時点でかなりヤバいやつであることが確定。グエル改めボブもその血を色濃く継いでいる気配がしないでもない。
 シャディクにデリング暗殺の情報を話すのは分かるが、ガールズもいるのに堂々と極秘情報を口にするサリウスはボケなのか天然なのか。デリングもヴィムもサリウスも、トップにいる老人たちはどこか間が抜けている。

 スレッタにとって終盤はハードな展開になったが、それもミオリネに依存し過ぎた結果なので自業自得。それよりエラン5号とよろしくやる今後の方がしんどくなりそう。どうせなら二人で仲良く"直火で炙った焼きとうもろこし味“のエアリアルを食べるシーンに期待したい。

 10話過ぎてもいまだ物語に対して能動的に絡んでいないスレッタ。今からでも主人公をグエルに変更した方が面白くなりそうな気がする。あと2話で覚醒してくれることを切に願う。

>>第11話 地球の魔女