『機動戦士ガンダム 水星の魔女』感想 第9話 あと一歩、キミに踏み出せたなら
あらすじ
ミオリネは校則変更がシャディクの仕業であることを見抜いていた。校則変更を取り消すため、ミオリネはシャディクに決闘を申し込む。
決闘の形式は6対6の集団戦。シャディクはミオリネに決闘を取り下げるよう説得するが取り付く島もない。帰り道で出会ったスレッタの言葉を受けて、シャディクは目の色を変えた。
決闘が始まると、シャディク率いるグラスレー寮チームは巧みな連携で地球寮チームを圧倒する。1対6の状況に追い込まれたエアリアルにシャディクらはGUNDフォーマットへのアンチドートフィールドを展開。エアリアルのGUNDを停止されてしまう。
しかし、エアリアルにはアンチドート対策が施されていた。次々とグラスレー寮の機体を撃破していくが、度重なる損傷で身動きが取れなくなってしまう。とどめを刺そうとするシャディクだったが、一瞬の隙をつかれてブレードアンテナを狙撃され、地球寮チームの勝利となった。
かくして株式会社ガンダムは設立された。未練がましく本音と後悔を口にした幼馴染が去ったあと、若社長は青いトマトを不機嫌そうに切り落とした。
感想
華やかなシャディクガールズの活躍に期待したものの、あっさり終わってしまった。彼女たちはそれぞれにファンがいるらしく、生徒たちへのアピールも忘れていない。一方、他の御三家はそういう類のことに力を入れてなさそう。エランにいたっては学園生活を過ごしているかどうかも怪しい。
バトルは今回もエアリアル無双。スレッタが会話しながら戦っている様は完全にサイコパス。ガンビットと会話でコミュニケーションを取りながら連携しているのはまだ慣れない。
アンチドート対策が発動したときのママンが印象的。21年分の涙が意味するものは何か。まだ目的ははっきりしていないが、デリングやベネリットグループに対する恨みはかなり溜まっているはず。2期の終盤あたりになったらオプティックブラストを乱射してそう。
本日のグエ散歩。スレッタの誘いを断ってしまい、ガンダム社員への道は遠のいた。今後は退学してジェターク社の子会社に入るらしい。このまま進むと企業同士による経営バトルものになる可能性もあり得る。
水星の魔女が描く戦争とは企業戦争なのかもしれない。
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