ゲームの呼水「LIMBO」【switch・インディーズ・評価・レビュー・攻略】

概要

 2010年7月に発売されたインディーズタイトル。開発はデンマークのPlaydead。後にマルチプラットフォームで発売され、日本国内でも多くのハードでプレイが可能になっている。

難易度

 柔軟な発想をできるかどうかで難易度は変わる。頭が柔らかい人なら易しいが、頭の固い人はドツボにはまるかも……?

プレイ時間

 初回プレイなら4~5時間以上はかかる。二度目以降のプレイなら1時間もかからないのでちょっとした暇つぶしに最適。

作品の魅力をひと言でいうと

「トライアンドエラーを楽しむ」

攻略

 いわゆる"死にゲー"や"覚えゲー"と呼ばれるもので、様々な仕掛けを避けたり駆使しながら進めていく謎解きアクション。操作がシンプルなので、やれることを一つずつ潰していくことで正解を導いていく。

操作

移動
 左右への歩行のみ。ダッシュはできない。

昇降
 ハシゴやひもに掴まって上下に移動できる。ひもやチェーンなどは左右へ振ることも可能。崖の先端に立って下を押すとぶら下がった状態になれる。

掴む
 主に何かを引っ張るときに使用する。押すときは掴まなくてもよい。

ジャンプ
 助走をつけることで飛距離が伸びる。攻略する上でもっとも多用するアクション。

メインストーリーの攻略

>>メイン攻略

クリア後の隠し要素の攻略

 本編内に配置されている卵を10個すべて壊すことで隠しエリアへ行ける。詳細は以下のリンクを参照。

>>卵の場所

>>隠しエリア攻略

評価(レビュー)

 ☆☆

 謎解きアクションに特化したゲームデザインは、大胆であると同時に潔さすら感じられる。キャラクターがシルエットになっていることで、シュールな世界観を作り出すと同時にグロテスクな表現を絶妙な塩梅の演出へと昇華させている。

 操作がシンプルであることも魅力のひとつ。ゲームに慣れていない方でも手詰まりにならない程度のアクション要素も気が利いている。リテイクへのタイムロスが少ないので、ストレスを極力抑えようとする心遣いも嬉しい。

 クリア後の隠し要素もあり、インディーズとは思えないほど完成度が高い。唯一の欠点は、switch版だと実績がないため隠し要素をクリアしても何も起こらないこと。

 ボリュームはそれほど多くないが、価格を考えれば十分な価値がある。時折セールも開催されているので、一度はプレイしていただきたい良作です。