ゲームの呼水「ロックマン10」【switch・評価・レビュー・攻略】

概要

 2010年3月9日にWii、PS3から発売されたダウンロード専用タイトル。開発はインティ・クリエイツ。ほぼ同時期にxbox360でも発売。現在はマルチプラットフォームで発売中の『ロックマン クラシックコレクション2』に収録されている。
 前作のロックマン9と同じく、グラフィックやサウンドなどはファミコン時代のクオリティで統一されている。

難易度

 やや難しい部類に入るが、ロックマンでは平均的な難易度。

プレイ時間

 メインをクリアするだけなら3~6時間。主にリトライの回数で大きく変動する。

作品の魅力をひと言でいうと

「真・原点回帰(弥七もあるよ)」

攻略

 スタート時に難易度とキャラクターを選択する。難易度はイージーとノーマルがあり、キャラクターはロックマンとブルースの2体。

プレイヤーキャラクター

ロックマン
 スタンダードな性能。ラッシュやネジ交換のラインナップも充実している。

ブルース
 スライディングとチャージショットを使える。ジャンプ中のみだが敵の弾をはじくシールドも展開する。ロックマンと比べて移動速度やジャンプ力がやや低い。さらにバスターの連射も2発までで、受けるダメージも大きくなっている。やれることが増えた代わりに全体的な性能が落ちている。
 ネジ交換も可能だが、ラインナップがロックマンより少ない。

フォルテ
 最大の特徴は6方向に撃てるバスター。連射も最大4発撃てる。ダッシュが可能で、ダッシュ中にジャンプすればジャンプの飛距離も長くなる。
 さらにサポートのゴスペルブーストと合体することで飛行も可能。ただし、燃費が悪いので使いどころは限られる。

ショップ(ネジ交換)

 ステージセレクト画面から-ボタンで移動できる施設にて各種アイテムと交換可能。キャラクターによって交換できるアイテムやレートが異なる。ネジはステージ中に落ちていたり、敵が落としたりする。小は2個、大は20個。

メインストーリー攻略

 メインの8大ボスやワイリーステージの詳細は以下のリンクにまとめております。

 >>攻略ルート&ステージ攻略

クリア後の解放要素

 クリア後にいくつかのコンテンツが開放。タイトル画面が変化して、プレイヤーキャラにフォルテが追加される。ちなみにクリア後のデータをロードすると残機とネジを引き継いだ状態で最初からプレイできる。

ハードモード

 難易度にハードが追加される。敵の配置や行動パターンが変更され、一段と難しくなっている。

エンドレスアタック

 ノーミスでどれだけ進めるかを競うモード。距離はスクリーン(エリア)単位で計算される。

スペシャルステージ

 タイムアタックモードにあるスペシャルなステージ。ロックマンワールドシリーズに登場したボスがナンバリングタイトルへ乱入。さらに、倒したボスの武器が他のモードで使用可能になる。
 ロックマン10を目いっぱい楽しむなら、このスペシャルステージをやらない選択肢はない。

 >>スペシャルステージ攻略

チャレンジリスト

 チャレンジリストは1と2がある。チャレンジリスト1は、用意されたステージを攻略することでトロフィーを獲得。チャレンジ2は、前作と同じで指定された条件をクリアしてトロフィーを集めていく。

評価(レビュー)

☆☆

 記念すべき10番目のタイトルもファミコン仕様になった。メインストーリーの構成はスタンダードだが、難易度やプレイヤーキャラの選択でゲームの幅はかなり広がっている。
 本編を何度でも楽しめるコンテンツも非常に多い。スペシャルステージ、エンドレスやチャレンジリストといったおまけ要素が充実。チャレンジリストではミニゲームのような形式のものも追加されていてボリューム満点。

 ロックマンの集大成と呼ぶに相応しい作品。ロックマン好きのみならず、初心者の方にもオススメできる良作です。